スティーヴィー・ワンダー記憶に残る人気曲TOP16

スティーヴィー・ワンダー記憶に残る人気曲 TOP16

TOP 楽曲 アーティスト 発売時年齢 チャート リリース
1 I Call It Pretty Music But The Old People Call It The Blues スティーヴィー・ワンダー 12歳 デビュー 1962年
2 Fingertips – Part 1 & 2 スティーヴィー・ワンダー 13歳 1位 1963年
3 Uptight スティーヴィー・ワンダー 15歳 3位 1965年
4 I Was Made To Love Her スティーヴィー・ワンダー 17歳 2位 1967年
5 フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ スティーヴィー・ワンダー 18歳 2位 1968年
6 My Cherie Amour スティーヴィー・ワンダー 19歳 4位 1969年
7 Signed, Sealed, Delivered I’m Yours スティーヴィー・ワンダー 20歳 3位 1970年
8 Superstition スティーヴィー・ワンダー 22歳 1位 1972年
9 You Are The Sunshine Of My Life スティーヴィー・ワンダー 23歳 1位 1973年
10 You Haven’t Done Nothin’ スティーヴィー・ワンダー 24歳 1位 1974年
11 I Wish スティーヴィー・ワンダー 26歳 1位 1976年
12 Sir Duke スティーヴィー・ワンダー 27歳 1位 1977年
13 Ebony And Ivory スティーヴィー・ワンダー / ポール・マッカートニー 32歳 1位 1982年
14 I Just Called To Say I Love You スティーヴィー・ワンダー 34歳 1位 1984年
15 Part-Time Lover スティーヴィー・ワンダー 35歳 1位 1985年
16 愛のハーモニー スティーヴィー・ワンダー / ディオンヌ&フレンズ 36歳 1位 1986年

 

スティーヴィー・ワンダー
なんと11歳でレーベルと契約して以来、30曲以上のトップヒットを放出し、グラミー賞を受賞回数が最も多い男性のソロ・シンガーです。歴史上最も偉大な100人のシンガーにおいても、第34位に選ばれています。
アメリカのミュージシャン・作曲家・音楽プロデューサーで、歌のほかにも様々な楽器を演奏するマルチ・インストゥルメンタリストです。彼は、生まれてすぐに未熟児網膜症となりスティーヴィー・ワンダーと言えばサングラスのイメージが離れません。一時期交通事故の後遺症で、味覚や嗅覚も失ったりもしましたが、こんなにも数奇な運命を持つ彼に五体満足の体では作りだせないであろう… 彼だから作れる音楽の才能を与えた神様がいたことはとても嬉しい事です。そしてその彼を通してその曲を聴ける私達は幸せですね。
彼の最初のステージネームは、「リトル・スティーヴィー・ワンダー」でした。13歳の時に出したシングル「Fingertips – Part 1 & 2」が、最年少でビルボード1位を獲得。彼は、わずか12歳でデビューした為ビートルズのメンバーとは年齢が離れているにもかかわらず、キャリアとしては同等の長さを誇っています。
実は、 スティーヴィー・ワンダーが影響を受けた日本のアーティストがいます。その人物は、故:冨田勲氏です。作曲家・編曲家・シンセサイザー奏者・シンセサイザー音楽作家でした。

 

 

♪「I Call It Pretty Music But The Old People Call It The Blues」
曲名が非常に長いですが… 12歳のときのデビュー曲です。
リトル・スティーヴィー・ワンダーと言われていた頃です。

リトル・スティーヴィー・ワンダーのデビュー曲。子供らしい12歳の声が印象的です。

 

 

 

♪「Fingertips – Part 1 & 2」
13歳、最年少でビルボード1位を獲得した曲です。デビュー2年目にしていきなりの初めての大ヒット曲ですね。

要所要所に、掛け声があって子供らしいです。13歳。
曲の最後の方に、誰もが知ってるあの曲「♪メリーさんのひつじ」が盛り込まれていますよ。(笑)素晴らしい、子供らしい才能です。

 

 

 

♪「Ebony And Ivory」
32歳のときの楽曲です。スティーヴィーが、ポール・マッカートニーと共同で作り上げたシングルです。この曲のテーマは、白人と黒人、無色人種と有色人種、すなわち人類が調和するというテーマで作られました。ポールとスティーヴィーのデュエットで世界に反響を及ぼしました。スティーヴィーはキーボード類・ドラム・パーカッションを担当。ビートルズのポールとの合作は、まさに「夢の共演」と言われました。

ふたりのハーモニーが素敵ですね。

 

 

 

 

 

♪「 I Just Called To Say I Love You」
34歳のときの作品です。この曲を聴いた事が無いよという人はいないのではないでしょうか?それくらい世代が変わってもロングランでよく耳にする曲です。映画「ウーマン・イン・レッド」主題歌や「三井住友銀行」TVCMソングで使用されました。
実はこの曲、もともと1979年にブレッド&バター(日本のフォークソンググループ、兄弟デュオ)へ提供した曲でした。「I Just Called To Say I Love You」以外の歌詞はなく、松任谷由実が作詞、細野晴臣が編曲を担当した。「特別な気持ちで」というタイトルで発売を待つばかりでしたが、直前にスティーヴィー側から映画の主題歌として使うため、こちらに先に発売させて欲しいという申し出があったため、発売は中止となったといういきさつがありました。そして大ヒットとなりました。

 

こちらが、ブレッド&バターへの提供曲「特別な気持ちで」です。

 

 

♪「Part-Time Lover」
35歳のときの作品です。「 I Just Called To Say I Love You」の後に、すぐにまたヒットを飛ばした曲です。この曲もすごく有名で、知らない人はいないはず…。とてもノリの良いリズムの曲で、スティーヴィー・ワンダーといったらこの曲を思い出すはず。そして、私の世代でのいちばん一押しの曲です。

♫トュットュットュッ、で始まる出だしがいいです。体が自然にリズムをとってしまう楽曲、いやいやこの曲はリズムをとらずにいられません。
でも… 「Part Time Lover」の歌詞をきちんと読んだら思ったより不道徳だったことに心なしかショック。これって実体験?

こちらが和訳です。和訳のみお楽しみください。

 

 

 

では、最後にスティーヴィー・ワンダーから、あたたかい人柄がわかるメッセージをお聞きください。

皆様こんにちは、スティーヴィー・ワンダーです。
私は今まで日本を訪れるたびに、日出ずる国の温かみを感じてきました。
そして、日本で音楽を演奏するたびに、いつも日本の方々から溢れるような愛情と敬意をいただきました。
私は今、日本の直面している途方もなく大きな難題について考えます。
しかし心には痛みを感じながらも、日本の大きな将来には希望を持っています。
特に国連親善大使としては、障害をもつ方や、お年寄りの方に、私が応援していることをお伝えしたい。
これまでにも日本がそうしてきたように、日本の力と忍耐強さは、地震と津波の影響を乗り越えるということを私は信じています。
本当に、日本人の方々の勇気と品位には心を打たれます。
今、世界中の人々が、祈りと希望、そして、夢を日本の方々に託しています。
最も礼儀正しく、美しい国の方々へ。
私は、あなた方と共にいます。あなた方を愛しているから。

From Stevie

 

Thanks Stevie